全日本民医連 第2回 地域包括ケア交流集会に9月2日3日 東京お台場にある会場に行ってきました。
全日本民医連に加入する医療法人や薬局法人の職員が300名程度全国から集まり交流を行いました。
6団体からは、実践報告があり、地域包括ケアの実践の取り組みが報告されました。
中でも先進的な取り組みがなされていると思ったのが、医師が先頭に立って、自治体他の医療機関との連携を行い、
電子カルテを他の医療機関と双方向に活用できるシステムを構築されたこと、患者にとって、地域にとっても医療費の削減につながったり、
重複した検査の抑制など患者負担も軽減されるシステムを、自ら立ち上げに寄与されたことに、関心しました。
また、地域は万能では無く、専門職が関わることにより福祉的な町に近づくことができると発言されていたことが印象的でした。
交流会ではグループワークを行い、自分達が地域に戻り地域包括を実践する為には何をすべきかを検討を行いました。
●地域包括をなぜ推進するのか、それは民医連の目指す無差別平等で医療や介護を受けることができる町づくりができるからである。
●共同組織や地域住民が何を必要としているのか知る。
●地域包括ケアは自法人だけでは完結できないので、自分たちのポジションを理解する。
足りないところは協力を受ける努力が必要であることを学んできました。
交流会に参加して全国で色々な実践が取り組まれていることを知ることもできました。(K)